給食センター排気(料理臭)の脱臭装置導入とニオイ対策の事例
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臭気成分
厨房・調理排気臭
給食センター、学校給食調理室の排気 -
発生場所
施設厨房排気系統
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導入企業
全国の給食センター、学校・保育園の給食調理室等
近年弊社にお寄せいただくご相談の中で、商業施設やオフィスビルの飲食系排気臭対策と併せて、 給食センターや学校給食調理室などの厨房排気臭対策に関するご相談が増えております。
今回はセラミック系ゼオガイア脱臭装置を導入し、複数系統の臭気問題を解決させて頂きました。
近隣への臭気対策として
自治体では、悪臭防止法に基づき敷地境界線や排気口での臭気濃度(臭気指数)の規制値が定められています。
臭気を出さないようにするもどのようなスペックの脱臭装置を検討していいか、なかなか判断が難しいかと思います。
カルモアでは、これまでの多数の実績から原臭気濃度の推測や、敷地境界線までの距離を踏まえて、脱臭装置の機器選定を行い提案いたします。
事例ポイント
- 給食センター調理系統排気臭対策
- 様々な調理排気系統でも対応可能
- 小さな風量から大風量まで対応可能(総処理風量160,000CMH以上)
- 施設建物条件から近隣に配慮した最適なスペックを提案
導入装置 / ゼオガイア脱臭装置の特徴
給食センターでは様々な調理を行うため排気も複数系統になることが一般的です。
系統によっては、とても少ない処理風量から大風量まで多岐に渡ると思いますが、ゼオガイア脱臭装置は、どんな処理風量にも対応可能です。
また、脱臭フィルター重量が軽く装置もコンパクト設計のため、設置スペースを抑えて納入することができます。
脱臭フィルターは、設置・メンテナンス作業がしやすようケーシングユニットとして導入します。
装置扉を開けるとすぐに整列された脱臭フィルターへアクセスできる仕様となっており、不具合確認やフィルター交換などのメンテナンスが非常に楽です。
ゼオガイア脱臭装置 | ゼオガイアフィルター |
ゼオガイア脱臭装置を導入後の脱臭効果
ゼオガイア脱臭装置を設置後に、効果測定のため臭気濃度測定を実施いたしました。
入口臭気濃度:3200
出口臭気濃度:160
敷地境界線臭気濃度:10未満(下限値)
脱臭効率 95%
の結果が得られました。
実績に裏付けされた脱臭性能
本脱臭装置には、セラミックフィルター【ゼオガイア】の技術が搭載されています。
【ゼオガイア】は創業30年、ニオイの専門業者として現場経験と実績を積み重ねてきたカルモアが、厨房調理排気臭専用に開発いたしました。
発売以来、多くのお客様に導入頂き、幅広い実績を有する確かな脱臭技術です。
活性炭よりはるかにランニングコストが低く、施工性の高いケーシング型(枠ごと容易に取り外しが可能)での導入となるため、お客様の維持負担も軽減いたします。
導入製品・サービスについて
食品工場や飲食店などに最適。セラミック触媒フィルター脱臭装置。不燃性。高い脱臭効率。