マンション火災後のリフォーム工事事例/火災臭・ダイオキシンの除去1
-
臭気成分
焼け焦げ臭(火災臭)、ダイオキシン等
-
発生場所
分譲マンションの一室
-
導入企業
某大手不動産会社
火災後復旧工事の一環として焼け焦げ臭の除去を担当。火災現場にはダイオキシン・カビなどの発生が懸念されるため、臭気アセスメントを実施し、除去データを視覚化して住居者様に安心頂きました。
課題
某大手不動産会社の分譲マンションの一室で火災が発生。火災後の復旧工事にあたる当該会社から、火災焼け焦げ臭を除去して欲しいという依頼を受けました。
焼き焦げ臭の再発がないよう脱臭作業を徹底して欲しいこと、住居者への配慮として「安心安全な環境の復旧」を確実にしたいこと、対策内容を住居者に説明しご安心頂きたいということをご希望されました。
悪臭源の除去作業のみならず、見えない臭気やダイオキシンを見える形で説明資料に落とす。そんなご依頼です。
事例ポイント
- 焼け焦げ臭は人間の嗅覚に鋭敏に反応するため、脱臭が非常に難しい
- 火災後の復旧対策にしっかりとした実績のある業者を選びたい
- 住居者への配慮として「安心安全な環境復旧」を確実にしたい
- 住居者が安心して頂けるような対策と完了説明をしたい
- 内装を綺麗にしても火災臭が残り、住居者クレームになるのは避けたい
火災後臭気の難しさ
火災後の臭気除去対策では、
- 「焼け焦げ臭」は、人間の危険回避本能により嗅覚に敏感に反応するため、極少量でもにおってしまうこと(臭いのクレームが再発する可能性が高いこと)
- 人体に有害なダイオキシンが発生している可能性が高いこと
から、しっかりとした除去対策をとることが必要不可欠です。
換気だけで対応することは難しく、内装は綺麗に仕上がっても火災臭は相変わらず臭うというクレームを一旦招いてしまうと、住居者への信用回復に非常に時間がかかります。
全焼した部屋
焼け焦げ臭は人間の嗅覚に非常に鋭敏に反応する性質があります。
これは人間の危険予知の本能があるからなんですが、対策にあたっては慎重かつ集中的な対策を行わないと、内装は綺麗に仕上がっても火災臭は相変わらず臭うという最悪のクレームを招く結果となります。
カルモアは過去、この火災後の焼け焦げ臭対策として百数十件の実績を積んで参りました。
問題解決に向けた正しい姿勢
養生風景
カルモアは単に臭気を取るだけでなく、施主様、建築会社様と三人四脚で完全なる復旧工事を目指して、まずは室内の汚染状況をアセスメントし、撤去すべき建材、復旧工事に際しての注意点をコンサルテーションいたします。
この場合は、部屋をそれぞれ養生し、個別のススの汚染状況や臭気の付着具合をアセスメントいたしました。
その後、オゾン薫蒸方式&マイクロゲル噴霧によって室内の焼け焦げ臭を大幅に低減化させ、無事に復旧工事も完了いたしました。
大規模復旧工事
このカルモアの火災後の臭気アセスメント及びコンサルテーションは数多くのデベロッパー様、ゼネコン様より高く評価されており、平成14年に起きた三菱重工業長崎造船所のダイヤモンドプリンセス火災事故においても、カルモアのアセスメント&コンサルテーション、並びに脱臭作業が全面的に導入されております。
導入製品・サービスについて
業界最多の対策実績!大規模施工の経験多数! 大型倉庫の保管荷物臭・賃貸物件の住居者特異臭・火災後の焼き焦げ臭・ホテル客室トラブル臭・・動物臭・カビ臭・建材臭・シックハウス・・・悪臭対象が明確なものから、よくわからないニオイの脱臭まで。特殊専門部隊が、最短・最適な手法により不快なニオイを根こそぎ除去します。
苦情解決率 98%! 何のニオイ?...どこから来るのかわからない... そんな原因不明のニオイ問題を、プロの臭気判定士が解決いたします。倉庫や賃貸住宅の貸出前後のニオイの測定サービスも承っております。
火災後のダイオキシン対策はお任せください。 環境アセスメントやダイオキシンの分解処理など、総合的にサポートします。