新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組みを開始
- 投稿日:2020/08/14
- カテゴリ:リリース
2020年8月14日
空気環境技術を活用した新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組みを開始
株式会社カルモア(東京都中央区)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 拡大防止に対する取り組みとして、「ウイルスコントロールプログラム(Virus Control Program:VCP)」を開始いたしましたのでお知らせします。
飲食業、宿泊観光業、不動産業、教育機関、公共施設、来客店舗などに携わる皆さまを始め、全て企業の皆さまに対して、「Withコロナ」時代におけるより安全で前向きな事業活動をサポートいたします。
記
1. 「ウイルスコントロールプログラム(Virus Control Program:VCP)」とは:
当社独自のウイルス対策・測定技術を用いて、お客様の空間内(建物内・室内・生活エリア内・事業活動エリア内)をウイルスなどの病原体から守るため、継続的に管理・コントロールしていく防疫総合サービスです。
本プログラムに含まれる具体的項目は以下になります。
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- 対物PCR検査(ウイルス残存状態の検査)および検査証明書の発行(下写真参照)
- 除菌・抗ウイルス対策商品のご案内(除菌剤・アルコール系薬剤・除菌脱臭機・オゾン発生器など)および、日常的な消毒作業と衛生環境づくりのアドバイス
- 定期的な消毒作業の受託と作業証明書の発行
- ウイルス検知の際の特別消毒作業の受託と作業証明書の発行
2. 「ウイルスコントロールプログラム(Virus Control Program:VCP)」の自社内導入と当社の新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組み:
本プログラムのサービス開始に先立ち、当社においては既に以下の取り組みを実施しております。
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- 定期的な対物PCR検査の実施と、データ蓄積。
- 社内にて、日常的・定期的な消毒作業の徹底:手の接触の可能性のある箇所(ドアノブ・エレベーター・トイレ・機器ボタン・受話器・共用プリンター・共用備品など)をアルコール薬剤により消毒作業。
- 会議室・執務エリアなどのドア・窓を原則開放。
- 全フロア・会議室におけるレビオン除菌脱臭装置の常時稼働。酸素クラスターイオンによる継続的な空間除菌。
- 会議室・執務エリアにおいて、オゾン発生器(ゲルリッツ)によるオゾン燻蒸除菌作業。
- 全社員、マスクの常時着用。
- 全社員、日々の検温と体調管理、不調時報告の徹底。
- 全社員、社外からの帰社時、トイレ利用後の手指のアルコール除菌の徹底。
- 希望者に対する抗体検査の実施。(費用全額会社負担、受検回数も自由)
自社内における対策の徹底と検証を通して、当社従業員およびお客様の保護のみならず、本プログラムの充実化を図ってまいります。
3. 当社「マイクロプラズマ放電技術※1」における、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)およびインフルエンザウイルス(H1N1)に対する不活化効果の検証開始について:
これまで当社は「マイクロプラズマ放電技術※1」を用いた細菌各種の除去効果について検証し、発表してまいりました※2。
この度の新型コロナウイルス感染症拡大(COVID-19) による新たな社会的課題の解決に貢献すべく、同技術を活用した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)およびインフルエンザウイルス(H1N1)に対する不活化効果の検証実験を開始いたします。
※1:マイクロプラズマ放電について:
当社が採用する空気イオン生成のための放電方式。イオンの大量生成が可能なうえ、副生成物(オゾン、NOxなど)の発生が少なく、放電音が微小、消費電力が少ないといった特長を有する。ファンからの風に対して並行に「放電ブレード」を配置することで、汚れの付着を低減しつつ空気イオン生成を長期間維持することが可能な技術。
※2:細菌各種に対するマイクロプラズマ放電技術の効果について:
– 小林寅喆 ほか.酸素クラスター除菌・脱臭装置の各種抗菌薬耐性菌に対する殺菌効果:第46回防菌防黴学会年次大会, 大阪, 2019年9月
– 安藤仁 ほか. 医療介護施設における空気衛生対策の有用性について:病院設備, Vol.61, No.5(348号), 2019年11月
以上の取り組みおよび当社の製品・サービスを通じて、空気環境の新たな課題解決に貢献して参ります。
以上
お問い合わせ先:株式会社カルモア 空気環境事業本部