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臭気成分分析

室内空間中の異臭分析

事例ポイント

・ 会議室で目がチカチカし、頭や喉が痛くなる(シックハウス症候群様の症状が発生している)
・ 人体への影響を分析してほしい
・ 臭気成分分析だけでなく、問題解決をしてほしい
・ 異臭再発防止を徹底するため、原因を調査したい
・ 臭気成分: 2−エチルヘキサナール、2−エチルヘキナノール、ノナナール

某大学異臭分析
室内空間中異臭分析風景

室内空間中異臭分析風景

東京都の某大学から、会議室にて会議が行われると目がチカチカする、頭や喉が痛くなる等の症状が出るとの話が寄せられました。原因を調査する為、室内空間中の集気分析を実施。
まず、臭気判定士により、問題臭気の発生源特定の調査を行いました。
調査では、ニオイセンサーや臭気判定士の嗅覚を用いて、会議室の隅々まで測定を行います。
その結果、会議室全体に揮発性の高いアルコール系臭気が感じられました。
特に、会議室の上層部よりも下層部で高いセンサー値が検出され、発生源は床である事がわかりました。
この臭気成分が何であるか、詳細を調べ、さらに人体への影響を調べる分析が行われました。

分析結果・対策
対策風景

対策風景

分析の結果、会議室に発生していた臭気成分は、2−エチルヘキサナール、2−エチルヘキナノール、ノナナールである事が判明しました。
これらの臭気は、コンクリートのアルカリ水とタイルカーペットの可塑剤が反応し、加水分解した時に発生する事が知られております。

今回の場合、次のような対策を行うこととなりました。
@コンクリートに付着している接着剤を出来る限り剥離します。これは、接着剤に付着、染み込んでしまった臭気成分を取り除く為です。
Aコンクリートに染み込んでいる臭気をオゾンと消臭剤を使用し、低減させます。
オゾンは、ガスなので、コンクリートの多孔質部分まで行き届き、染み込んだ臭気成分を分解する事ができます。
B再発を防ぐ為に特殊な塗料をコンクリートに塗布し、ポリオレフィンシートを敷きます(現場によっては、Bを省く事もできます)。
C新しいタイルカーペットを敷きます。

臭気対策後、臭気クレームや体調の訴えは無くなり、本来通り会議が行えるようになったそうです。。

この物件だけでなく・・・

本事例は様々な建物で起きております。この臭気が発生するポイントとして挙げられる共通点は床材の中に含まれている「水分」です。
ですから、水分の蒸発の遅い地下室や竣工して1年未満等のコンクリートの含水率が高い傾向にある環境で多く発生している臭気問題です。

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